ドイツ正規入学ケルン体育大学生1ヶ月感想
ケルン体育大学生になってから、1ヶ月が経った感想です
どうすればケルン体育大学生になれるの?はこちらの記事から
今回は1ヶ月を終えてどういう感想か書き留めたいと思います。
1. 新一年生の新歓って日本みたいな感じ?
2. 授業はどんな感じ?
3. ドイツ語。1年しか勉強してないけど、結局どうなの?ついていけてるの?
の三本立てでお届けします
1. 新一年生の新歓ってどんな感じ?
入学式とか想像してたけど、全くそういう厳かな式はなく、1ヶ月前くらいまで情報が全く無く、授業がそのまま始まるんじゃないかとハラハラしてました。
1ヶ月前ぐらいから、徐々に授業履修の仕方オンラインコース、授業前の大学案内ツアー、学生による(AStAアスタ と呼ばれる大学公認学生サークル)の新入生歓迎ウィークの案内がくるようになりました。
セメスター開始1週間前に月曜日から金曜日まで、新入生のために、AStAが色々友達作りのためのイベントを催してくれました。
10時くらいに大学に集まって夜までパーティー。
×4セット
やることは体育大学生らしく、毎日ジャージで運動会みたいなことばっかりしてました。
水分補給は水はもちろんですが、ビールを飲んでいるやつもいて、なかなかはっちゃけてるなぁ。という印象。
私は車でそもそも来てたので、飲まなかったのと、パーティーに行く元気は夕方には完全に消え去っていたので、日が出ているうちのレクのみ参加してました。
運動会のようなレクも皆さん殆どスポーツテストを突破してきた運動バカばかりなので、ドッチボールやリレーなど、レベルはかなり高く、遊びというよりは「プレー」って感じでしたw
部活とか特にないので、日本みたいに上級生がたくさんいて、入り交じるような新歓ではなかったです。
2. 授業はどんなかんじ?
ドイツ語でケルン体育大学は大学ではあるのですが、部類がHochschule というUniversitätとは違い実技が多いカテゴリの大学になります。もちろん最後に学位は大学と同じようにもらえるのですが、いわゆるユニバーシティーではないのです。
実技が多いので、1セメスター目から早速実技ばっかりです。
私が取っている授業をただ和訳します。
20222 BAS1 - 筋骨格系の構造と機能
20222 BAS1 - 身体活動のエネルギッシュな側面
20222 BAS1 - 循環と呼吸の機能
20222 BAS1 - 運動学と筋骨格系の動力学
20222 BAS3 - スポーツの実践における協調スキル
20222 BAS3 - スポーツの練習における強さ
20222 BAS3 - クロススポーツでのプレイアビリティ
20222 BAS3 - トレーニング科学の基礎 - 持久力、筋力、協調性、およびプレー能力
20222 BAS4 - ムーブメントとデザイン I
20222 BAS6 - 卓球
20222 BAS7 - 陸上競技
20222 BAS7 - 体操
2022 BAS7 水泳
20222 SQ1 - コミュニケーションと相互作用のテクニック
20222 SQ1 - 自己とチームの管理
20222 SQ3 - 科学的思考と作業の紹介
20222 SQ3 - 科学としてのスポーツ
MK-BAS 3持久力
こんな感じです。
毎日ジャージ
体育館履きorランニングシューズor 体操用の滑らない靴下
ラケット
タブレット(座学用)
水筒
着替え
シャンプー、ボディーソープ
を組み合わせてカバンに詰めて持っていきます。
学生は大体キャパが多いスポーツバックを持っていて、女は大体レギンスで歩き回っている印象。
男は大体サッカージャージ着てる
って感じです
授業の内容はおいおい。。。
3. ドイツ語どう?
これに関しては「自分が思っていたより酷くない」が素直な感想です。
もっとちんぷんかんぷんかと思っていたけど、そんなことなく、先生の言っていることは大体わかる感じです。
専門用語で説明された筋肉や神経伝達の話はネイティブも難しいわけで。これは諦めて日本語で勉強しながら、やっています。
実技は分からなくても見様見真似でできるし、分からないことがあれば、聞けば教えてくれるので、ついていけています。
発言はなるべくしようと試みて、毎授業存在感をちょっと示すように頑張っていますが、最初の1ヶ月なので、このエネルギーが最後まで続くかは分かりません笑
図書室や授業もとっても充実しているので、「ドイツ語ネイティブだったらどんなに天国なんだろう」と妄想してしまうくらいスポーツを勉強するには適した環境だと思います。
なので、ドイツ語は確かに大変だけど、自分で臨んで入学できた大学で成果を上げるために頑張りたいというモチベーションは非常に高いです。
今の学部はスポーツ&パフォーマンス。どうすれば競技者の能力が向上するか、分析をしたりコーチングなどを中心に扱う学部にいます。
そこで、トライアスロンを専攻し、科学的で、論理的で競技者の能力に相応したアプローチ、トレーニング方法を考えられるようになるのが今の目標です。
トライアスロンは3つのスポーツを1つのレースでやるので、1つが秀でているだけでは勝てないし、3つの練習をしないといけない、とても時間がかかるスポーツです。しかし、結局3つの持久スポーツを練習するがために、体力向上はもちろん、健康維持の効果もあるのでライフスポーツとして50歳60歳でもやり続けられるスポーツです。
この幅広い年代ができる超持久力スポーツの複雑さゆえ、記録はどんどん塗り替えられ、進化しているスポーツです。
競技者としてまず携わっていますが、いずれはこの業界に身を置ければこれ以上の夢はありません(T_T)
まだ何も知らない未熟者だけど、ドイツで鍛えて、鍛えて、強くなります!!