あすりーじょ

(国立理系大学→留学→就職→国際結婚→移住→大学入学)*トライアスロン

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第1セメスターの授業を終えて

久しぶりです。

 

 

ドイツ体育大学に入って、5ヶ月がたちました。

先週で受講していた全ての授業が終了し、残るはテストになりました。

 

 

ドイツ語の授業にもだいぶ慣れてきました。

 

 

第一セメスターを終えて、入学から印象が変わった大学について少し紹介します。

 

 

  1. みんな頑張りすぎない
  2. 週末実家帰る人多すぎ
  3. あんまりみんな勉強しない

 

1. みんな頑張りすぎない

大学は全ての講義に出席して、まじめに授業を受ける

というのが「正しい大学生」ではありますし、ドイツ理工学系の大学の噂も聞いていたので、ドイツの大学は入ってからが鬼難しいという印象がありました。

 

しかし、ケルン体育大学生(学部)は結構サボり主義。

 

出席しなければいけない授業に関しては1セメスターで2回の欠席が許されていますが、この大学様からのお許しを「授業免除チケット」かのようにみなさん結構使うのです。

 

 

これはドイツ式の考えがよく分かります。

授業に2回休む権利を与えられているから、それを使うことは規則違反ではないし、規則内なので、堂々と権利を行使する。

 

といった印象です。

 

 

この考えを頭に入れておくと、「頑張り主義」が植わった日本人である私の心もスッと軽くなって、

「この授業はテスト範囲でないから行かないで、その時間をテスト勉強に当てよう」

とか

「怪我をしそうな授業だからやめておこう」

とか

 

で結構自分のなかで大学の講義を取捨選択し、ストレスなく、効率よく授業期間を過ごすことができました。

 

 

 

2.週末実家帰る人多すぎ

木曜日、金曜日になると大学にスーツケースで現れる人がちらほら出現します。

 

 

彼等は授業が終わるとそのまま実家に帰って週末は家族と暮らすのです。

 

 

18歳になると家をでて一人暮らしやシェアハウスをしながら大学に通う人が多いと言われているドイツですが、なんだかんだ彼らは休みのたびに実家に帰っているということが分かりました笑

 

 

実家が電車で簡単に帰れる距離にあるかどうかは人によりますが、やっぱりまだ18歳19歳ですし、家族意識も強い文化です。ドイツ語でも学生が実家で暮らすことを「ホテルママ」と皮肉っぽく言ったりもします。

 

 

 

3.あんまりみんな勉強しない?

勉強する人としない人の差があると言ってもいいでしょうが、図書館が満席で座る席がないとか、借りたい本が借りれないとかそういった障害はありません。

 

 

 

テスト前もけっこうゆるゆるな空気ですし、テスト前って結構1分前まで資料をみてたいタイプなんですけど、みんな30分前にテスト教室の前でくっちゃべっているだけ。

 

 

 

みんな隠れて努力派?家で勉強しているのかもしれません。

 

 

 

しかし、実技半分の大学の特性ではありますが

 

 

テスト前の体育館だけは絶対に入れません

 

 

 

みんな実技試験の練習で夜22時まで満員御礼です。笑

 

 

 

陸上競技場もみんなで砲丸投げてますし、実技試験の対策だけはみんなかなり本気でやっているのが目に見えます笑

 

 

 

実技試験は補習コースもあるくらいです。(私も受けました)

 

 

 

その分野専門にしている学生が補習コースで他の学生に教えています。

 

 

これで私は今走り高跳びを練習中です。。。

 

 

てな感じで、後少しで第二セメスターが始まりますが、楽しく勉強していきたいと思います!