あすりーじょ

(国立理系大学→留学→就職→国際結婚→移住→大学入学)*トライアスロン

header

ドイツにA1レベルからDSH合格までの9ヶ月の記録

自分のドイツ語成長記録を節目として残そうと思います。

 

 

2021年9月

ドイツ語レベルA1

 

 

モチベーション0.(もはやマイナス

 

 

英語で成り立つアンドレアスとの会話にドイツ語なんて必要ないし、日本にいる上でドイツ語に触れる機会なんてない。勉強する気もなく、しかたなく参考書買って、A1レベルまでむりやり勉強。A1って自己紹介レベルですからね。

 

 

 

9月A2コース

VHSという民間公立語学学校が一番安いので、そこに通うことに。生徒は9人。コロナ禍もあって、少なかったとか。

最初は先生の言ってることほぼわからんかったし、みんなドイツに自分より長く滞在している人ばかりで、完全に落ちこぼれでした。

先生がちょい鬼先生だったので、小テストのために強制的に単語を覚えさせられた。

 

おかげで週5日20時間ドイツ語授業みっちりこなし、宿題も復習もばっちり。

最後は割といい成績で試験突破(クラス2位)。B1コースへ。

 

 

 

2021年11月

B1コース

引き続き公立のVHS。A2の後、休みなしでそのまま進級。今度のクラスは20人弱。この辺のレベルの人は多いらしく、かなり混み合った教室だった。

レベルもかなりばらつきがあり、独学でなんとなくきた基礎がなっていない生徒の存在が目立つ。。

B1レベルで必要文法事項はほぼ習得するらしいので、ここで落ちこぼれないように気を引き締めて勉強。

でも、集団の人数が増えるほど、クセもんも増えて、授業が中断したり、ほぼ雑談で終わったり、結構無駄だと感じてしまう時間が多かった。このまま進級したらおんなじ感じになるかな〜嫌だな〜って思っていた。

B1も成績はクラストップクラスで通過。多分2位か3位。

 

 

2021年12月

 

アンドレアスの実家に帰ってテーブルで繰り広げられるドイツ語の会話は半分くらい理解できるようになってた。でもまだそんなに喋れないって感じ。2年前コロナ前に会った時よりだいぶ理解できるようになってたので、それは嬉しかった。

特に自分の周りで起きたことについては、アンドレアスがドイツ語で家族に説明してるのを聞いてると結構わかるので、それは成長。クリスマス期間完全にヒアリングキャンプだったなあ。

 

 

 

そして、年始にケルン体育大学に進学することを目標にすることを決定。

 

これからの選択肢。

1.ケルン体育大学が用意する言語学校にいってDSHに合格する

2.自分でケルン大学が要求するドイツ語レベルC1レベルまで今まで通りVHSなどのアーヘンの言語学校で勉強する

 

の二択。で、

 

 

今まで通っていた公立くせもんがいるであろうVHSのコースのB2は1月末から3月一杯。もう行く気なし。

ケルン体育大学のDHSテスト対策コースは2月末スタート。

 

2月末まで何する???

 

ってなって、言語学校探しをすることに。

 

 

 

そしたら、コロナ禍でも対面でやってるアーヘンの私立言語学校をみつけ、飛び入り参加。B2.1からスタートしたかったのに、そこでやってたのはB2.2という、B2レベルの後半部分。

 

 

 

でもドMなわたしは無理矢理その授業に飛び込み、1月はB2.2の授業を受けてました。

 

 

レベルは確かに高かったけど、刺激になりましたね。

 

2022年2月

そして、2月は1月のB2.2の授業の復習を家でしてました。

 

 

 

2022年に入ってから、タンデムパートナーもでき、日本語を学ぶドイツ人の女の子とほぼ毎日連絡を取るようにして、積極的にアウトプットの時間が増えました。

 

 

 

日記とか書いてみたり、(結局毎日続けられなかった)hallotalkとかアプリ入れてみたり、色々ドイツ語使おうと努力はしてました。

 

 

2022年3月

んで、ようやくDSHコース。

 

 

 

DSHコースに入るにはB1レベルを修了していることが条件だったので、授業の出だしはB2レベル。結構最初は優しく感じました。(これ結構余裕じゃね?と調子に乗る)

 

 

 

ケルン体育大学は日本人、韓国人も結構いて、今まで日本人との関わりが0だったので、同じドイツ語を学ぶ日本人がちらほらいて、結構嬉しかったです。

オンライン開講だったので、休憩時間に友達とだべるとか、そういう時間がなかったのが少し寂しかったので、クレイジーわたしは勝手に連絡を取り、無理矢理積極的にコミュニケーションをはかりました。

 

 

 

そこでわかったのは、授業に参加して積極的に発言する人は全員2セメスター目で、去年の授業で落ちた生徒ということ。

DSHの合格率はまさかの半分くらい。

日本人は前回は2セメスター目の人は全員合格したけど、1セメスター目の人は落ちた。

 

 

 

かなり余裕ブッこいていたので、あまりに厳し過ぎるDSHの世界絶望しました。

 

 

 

 

その日の次の日メンタル壊れて、トライアスロンの)練習全くできなかったです

 

 

どうしようどうしよう*n

 

これは本気でやらないとまずいな。と。

 

 

 

その日からアンドレアスとはドイツ語にできるだけシフト。

 

 

 

SNSもアプリは消して、みたい時はインターネットで検索してブラウザで見るという手間をかけることで、時間の無駄遣い防止

 

 

 

料理、ごはん、運転中はラジオをつけて、耳を勝手に鍛える作戦。(これは結構よかったかも)

 

 

 

できるだけドイツ語に捧げました。

 

 

 

にしてもドイツ語でアンドレアスとしゃべるのはなかなか最初の方はあっち側が慣れなくて英語で話しかけてくるのを

 

「やめーーーードイツ語!!!」と怒涛の勢いで阻止し、

 

阻止するわりに分からなくて「もう一回説明してください」(*ノдノ) 

 

 

みたいなことばっかやって、かなりストレスでした。

 

 

ドイツ語話者に母国語話されたら、きついっす。

 

 

授業で習わないこと、言い回し?単語?出てくる出てくる

 

 

でもおかげで、なんとなく理解する能力は身につきました。今ではお互いが忘れない限り90%ドイツ語。10%日本語(「やばい」「おいしい」「いただきます」「え、それどういう意味?」等)で成り立ってます。

 

 

 

DSHの試験対策は授業の復習とyoutubeでDSH試験対策について取り上げた番組をひたすら見ること、あとは過去問をひたすらといて、アンドレアスの添削を受けてました。

 

 

 

youtubeって本当便利ですね。先生代わりでした。コツはドイツ語で調べることです。

 

 

 

DSHは選択問題は一個もなくて、すべて筆記なので、スペルミス、文法ミス、名詞Artikelのミス(der die das)に気をつけないとマイナスで点数が下がります。

 

 

 

凡ミスする度に大学受験でもそうだったなと悲しくなりながら(長●先生に何度となく言われた記憶が、、、

ドイツ語にひたすら向き合いました。

 

 

 

授業でも先生がわたしのミスに少しでも気づくと「A2レベルのミスをしてどうするの」とかかなり辛いコメントをしてきて、

 

 

 

その反面、2セメスター目の生徒には

 

 

 

「すばらしいわ。このままいけば試験もばっちりね」

 

 

 

みたいな甘っ甘のコメントしてこの格差にマジで萎えました。

 

 

 

ソファにうっ潰して泣いた日もありました(ガチ)

 

 

ドイツ語嫌いすぎて、アメリカ人と結婚すればよかったと思った日もありました(半分嘘

 

 

英語圏に移住すれば困らないのにと何度となく思いました。

 

 

 

で、試験当日まで、日本人のDSH受けた人のブログを漁り、1セメスターで落ちてもそんな悪くないと自己肯定しまくって、当日を迎えて試験を受けました。

 

 

結果は合格

 

 

本当に嬉しかったです。

 

 

 

本当に嬉しかったです。(2回目)

 

 

 

 

結局、 「前例」とか「〇〇する方法」とか、ブログで頑張って探してましたけど、

 

成功する方法なんて人それぞれで、その人のこと100%コピーしようとしたり、

 

比べて焦ったりするとメンタルによくないなとわかりました。

 

 

 

ドイツ語に限らず、自分にこれから言い聞かせたいのは、

近道は転がってないということです。

人の成功談、失敗談みても、その方法は自分に当てはまるかなんてわからないし、そんな時間あったら、さっさと基本に戻って努力した方が早いかもって思いました。

 

 

 

言語に至っては読む、話す、聞く、書く。これをする意外方法はないと気づきました。

なので、自分のgoogle検索

「ドイツ語 覚えられない」

「ドイツ語 覚える方法」

 

とか馬鹿みたいに調べてたので、もうそんなことはしないと誓います。

 

 

そして、最後まで努力することをこれからも忘れずに、まだまだドイツ語を成長させて、秋学期にネイティブの人たちと並んで教室でガンガン発言できるように頑張ります。