あすりーじょ

(国立理系大学→留学→就職→国際結婚→移住→大学入学)*トライアスロン

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ヨーロッパデュアスロン選手権出場レポート Alsdorf Duathlon

2023年4月30日にAlsdorf Powermanというデュアスロンの大会に参加してきました!

 

この大会はヨーロッパ選手権にも指定されており、プロカテゴリーも作られていて、なかなか規模の大きい大会です。でも今年で最後の開催みたいで、かなり残念です。

距離は5km-20km-5kmのショートか10km-60km-10kmのClassic ディスタンスがあり、昨年はショートにでました。今年はIronmanもあるし、トレーニングの方向性にもぴったりだったので、Classicディスタンスに2人で出場してきました。

レース前情報

一度出場したことがある大会だと、勝手がわかるので、かなりレース以外の心配事をするようなことはなく、落ち着いていました。

ただ、アップのランは朝ごはんを食べすぎたせいか、重くて、横っ腹が痛くなって、少々不安でした。

今回はIronmanの予行練習1と自分で名付け、レース中の給水、補給食もIronmanを想定して、準備しました。

補給食

水分は2時間のバイクの想定で750mlくらい。の計算だったので、TTバーの間に750mlタンク1つとフレームに2つ目(750ml)を用意。

補給は2時間のバイクで300kcal くらい。の計算だったので、オリジナルエナジーバー2本(1本200kcal弱)と市販のバーをバイクに貼り付けました。

環境

スタートは8時半。気温14度。晴れ。風が少し強い

レースウェア

じっとしていると寒いかもという感じだったので、UAの夏用アンダーウェアと長タイツをトライスーツの下にきた。

長タイツの下はカーフコンプレッション、上は冬用アームカバーを装着

ヘルメットはちょうど3日前に日本からKabuto R2を注文していたのが届いたので、それを装着。だいぶ視界がひろがって、TTポジションでも前がみやすくなった。

レース2日前。ご機嫌のご様子。

 

レース

1st run 10km 47:09

想定では5分/kmのペースでした。でも案外調子もよかったので、4分50秒を目安に走る。上りで頑張りすぎないように気をつけながら、「楽ちん」と思えるペースで走る。

次に60kmのバイクが控えてるから、ここで頑張っても意味がないと自分に言い聞かせた。最後も頑張らずにフィニッシュ。もう寒さなどなくなっていて、手袋を取りながら走った。どこかの研究で手を冷やすとパフォーマンスが上がるとみたので、手袋であっためた手が外気に触れた途端速くなった気がした(思い込み大事)

Bike 60km 1:53:29

想定ではFTPの85%のパワーを狙っていたが、いざサドルにまたがると、全然パワーがでない。結局70%で完全にZone2のいわゆる本当に「楽ちん」パワーしか出なくて絶望。平均時速30kmは絶対に守るぞとかすかな希望を持ちながら、向かい風もなんとかペダルを回し続ける。アンドレアスと何回かすれ違い、「萌ちゃんファイト」と応援を受けるが、「へい」となんとか返答できるくらいしか心と体に余裕がなかった。

顔が悟っている。。明らかに余裕がない。

 

自分で作ったエナジーバーは食べられたけど、花粉なのか鼻水が止まらず、噛んでいると息ができなくて、もごもご格闘していた。なんとか時速30kmは超えてフィニッシュ。

60km漕ぎ終わって苦しかった時間が終わったという安堵でいっぱいだった。

 

嬉しさと安堵からきたピース


2nd run 10km 46:04

バイクから降りるとお尻がもう悲鳴をあげていた。ガッチガチに固まったお尻を動かしながらランコースへ。時計を見ると4:45ペース。意外と身体がやばい割に、ペースはよかったので、後半あげようと思いながら走り始めた。チームメンバーと大学の友達も応援に来てくれていて、すごく助かった(ありがとうみんな)

 

2.5kmの周回コースで毎回水を足に浴びせながら、若干水分足りないなと思いながら最後はペースをあげてゴール。

目は死んでいるけど、結構元気め。

比較、評価

去年は半分の距離をやったので、比較するにもできないけど、

バイクのパワーは全く去年と一緒。つまり、距離は三倍になっても、同じパワーをだせた。でも、前回の大会の9月(bike90km)と比べたら出力は20Wくらい落ちた。

ランのタイムは1kmあたり5秒ほど遅くなったけど、距離は2倍だし、よしとするか。前回大会の9月(21km)のペースより5秒ほど速くなった。

 

バイクのパワーがでなかったのは、ランのあとだからなのか?という疑問が残っているが、たとえ出たとしても、バイクで抜かされた人数を考えるとバイクに課題があることは間違いないので、これからIronmanまで、バイクに力を入れたいと思います。

 

アンドレアスも博士論文執筆の中、よくレースにでました!

自分の結果に満足がいかない顔をしているアンドレアス