ドイツでの自転車のルール
ドイツもヨーロッパの中ではなかなかの自転車大国です。
ドイツに来て、ロードバイク、ママチャリ、マウンテン、、、色々乗っていますが、アンドレアス(オット)に教育はされているものの、真面目にドイツのStVO (道路交通法)を確認したことがなかったので、今日は基本的な自転車のルールについて紹介したいと思います。
車両登録上のルール
StVZOで車両の登録用のルールが定められています。
そこで示されている自転車の要件について紹介します。
- 前後で独立した2つのブレーキがついていること
- ベルがついていること
- 2つのペダルと、フロントとリアにそれぞれ2つの黄色い反射板を備えています。
- 暗い時に、白色の前照灯と赤色の後照灯(点滅禁止)。日中は携帯する必要はない。
- (オプション)タイヤのリム部分のリフレクターor黄色のスポークリフレクター
- フロントには白色リフレクター、リアには赤色のリフレクターが必須(ランプとの併用可能)
日本と違うところ
基本的に自転車に乗る上では、暗くなったらライトをつけましょうが基本です。しかし、日本と違って、ドイツで気をつけないといけないところは、
- 赤色の後ろライトが必須
- ライトの点滅は禁止
この2つだと思います。警察につかまって、ライトがついていないと20ユーロの罰金になります。
ベルなしは15ユーロです。
本当に罰金にあうので、気をつけましょう。(アンドレアスさん経験あり涙)
乗車上のルール
では自転車の車両の紹介は終わったので、次は乗る上で守るべきルールです。
自転車道路の定義
基本は自転車道を走行。
この青いマークは絶対にこの道を走行しなければいけません。
これはここを通ってもいいよ。義務ではありません。
市街地だとこのマークが地面にプリントされています。
これ以外は基本車道を通ります。
例外として、自転車道があまりにも舗装が悪くて乗れない場合は、車道を走ることがゆるされています。
ちなみに、車道で自転車に乗っている場合は、車は1.5mの間隔を空けて追い越さなければいけません。車を運転する方はご注意!
にしてもなんて自転車にやさしいルール。環境最高ですよね。
ドイツは郊外にいくと自転車道はありませんが、車があまり走っていないので、かなりゆったり走れます。
以下は禁止サインです。自転車侵入禁止です。
お次は工事現場でよくみる自転車専用の迂回路。
これはお隣オランダのマーク。これを見つけた時は、素直にこのマークに従いましょう。下手に強行突破や、自分で地図をみて解決しようとすると日本ほど道がないので、無駄に迂回するか、迷子になります。
ヘルメット
ヘルメットは義務ではありません。意外ですよね。日本は最近義務化されましたよね。
でも、日本に比べてヘルメットをかぶっている人は多いです。ヨーロッパではフィンランドが義務だそうです。
音楽
ヘッドホンをして運転しても大丈夫です。日本は耳は塞いではいけなかったはずです。
運転中にスマホやプレーヤーを操作することは禁止です。
以上が、自転車ルールでした。
ドイツで素敵な自転車ライフを!