『嫌われる勇気』を読んで
え。今更っ
って思わないでください。
ミーハーになりきれないミーハーですよ。
greatest showmanを見逃し、チーズダッカルビも食べたことがない
女子大生です。
ブックオフでたくさん並んでいたので友達とノリで買いました。
ちなみに、『君たちはどう生きるか』は売り切れでした。
こっちはもう少し待とうと思います。
読んだ感想としては
「仏のように生きろってことですね。」
「毎日の生活に感謝すること」大事ですね。少し意識を変えるだけで
心持ちが変わってくるので不思議ですが、思い出したら意識を変える。
変えようとすることを実践しようと思いました。
そもそも読むきっかけは、この本のラベルに「他者の期待を満たすために生きてはいけない」と書いてあって、ハッとなったのです。
自分は長女なので、常に期待されて育ってきて、
割と(親にとったら)優等生なんですよ。自分で言うのもあれですけど。
自分で自分が好きになりよりも、他人に好かれている自分が好きになるというか。
特に
両親に好かれている自分が好きになる。
それをこの本は少し気楽にしてくれた気がしました。
全ては自分自身の問題である。
他人と線引きせよ、と。
このくらい思いっきり書いてくれた方が、踏み出せますね。
大体は
「世界はみんな繋がっている」とか
「絆」とか
某夏に1日かけてやるテレビ番組的な話ばっかり。
この本はそうではなくて、
あくまで世界は自分の問題。
自分がどう捉えるかで世界が全て変わる。
他人に働きかけることは問題ないが、それはあくまで、見返りや交流を求めるのではなく、
自分自身がどう思うかのみの問題である。
どうも自己中心的で、自己利益に走ってしまいそうな表現ですが、
要は自分が納得するようにやれ。自分の決断を信じろ。
という話ではないでしょうか。
私はそう理解しました。
この教え?私の解釈が生かされたエピソードがあります。
大学の講義で2万必要なフィールドワークの申し込みを迷って、
母親に相談したのですが、母親は三ヶ月後に迫る留学にかかる費用などを考え、
「留学に専念したら?」と言いました。
そもそもどうして母親に相談したのかも分かりませんが、
この本を読んで分かりました。
自分はこのフィールドワークに行くか行かないかの決定権の責任を親に押し付けたいのだと。
結局その晩は行かない結論をだしました。
そりゃそうですよね。期待通りの優等生な娘ですから。
でも次の日父親にまた相談したのです。
この時はきっと甘えでした。
父親に頼めばお金を出してくれるはずだと。
つまり、私は内心では行きたかったのです。
しかしお金がかかることから、いけない理由を親の反対にしようとした。
もう一度自分で考え直し、このチャンスは二度と来るまいと思ったので、申し込みのメールを1日遅れで出しました。
自分で決断したのです。
お金の問題はありますが、大学での学びの場は社会人になってからでは絶対に得られないもの。という結論をだしました。
半歩だけ自分の世界は自分で作り出すことに踏み出せたかな。