デンマークで実験
料理とは化学反応実験である。
デンマークで一人暮らしを初めて送って分かったこと。
失敗もあれば成功もあり、人は成長していくのです。
Do I really have to fail in order to achieve success? - Quoraより。
はい。それではこれまでにデンマークのとあるキッチンでおこなった実験を見ていきましょう。
【実験1】酸味臭のする牛ひき肉の加熱による影響
実験理由: 割引で購入した牛ひき肉を冷蔵庫に放置していて、匂いが酸っぱくなって不安になった。
方法: 必死に炒めた。必死に。
結果: おなか壊さずに生きてます。
完全に男飯。炒めるのに必死になりすぎて味付けを忘れました。
(幸いにもあったタコスソースで味付けしました)
【実験2】ワイン料理の脳に対する影響
実験目的: 飲みきれないワインと食べきれないりんごの処理方法を見つけるため。
方法: タイマーをセットせずにワインとりんごを煮た。
結果: 食べたあとちょっといい気分になって4日後の15kmレースに申し込む。アルコールが抜けていたのかはいまだに謎。
失敗ではない。はず。美味しかったから。
おしゃれだなーって自分でも思いながら食べました笑
【実験3】 人は一度に何品同時に料理できるか
実験目的: かぼちゃを一玉買って、切っていくうちに種が大量発生し、「かぼちゃの種」って食べれるじゃん!と思い出したから。
手法:オリーブオイルと塩を降ってオーブンで焼く。並行してかぼちゃのスープ、パスタ、かぼちゃのオーブン焼き、skype(電話)をする。
結果: その他の料理と会話に集中しすぎて放置しすぎて焦げる。
アメリカ人からは「こんなもんだよ」と感想を頂き、パクパク食べるので全てあげました。
個人的には想像したかぼちゃの種がもっと小さく、身が詰まっておいしいやつだったので、これは食べられなかったです。
【実験4】ガーリックの一粒あたりの影響
実験目的:買ったフムスが格安で美味しくないやつでした。友達にガーリックを入れた方がいいと言われ、ガーリックを加えたかった。
実験手法:人生初スマッシャーを使用
結果:写っているのは三つですが、5つくらい調子に乗っていれてしまい、気づけばガーリックフムス。一口食べるだけでお腹の底にニンニクを貼り付けたも同然。1日自分から出る匂いと格闘してました。
まさにこんな感じ。「本当に楽しいのは...計るな!!」
スマッシュするのは楽しかったです。良い子は夢中になりすぎないようにしましょう。
【実験5】某料理サイトの指示さえしたがっていればイメージ画像どうりに仕上がるか
実験目的:かぼちゃの一玉問題を半分残し、かぼちゃのパウンドケーキを作るため。
実験手法:みんな大好きクックパッドで一番簡単そうなレシピを参考に作った。
結果:まったく膨らまず、ずっしり重いケーキに。
ズッシリ。
この実験は考察つきです。
考察:実験後調べた、「パウンドケーキが膨らまない理由」という特集が組まれた記事に書いてあることを全てやった結果によるものと考えられる。バター、卵は室温から調理せず、生地を混ぜる時はぐるぐるネチョネチョ混ぜたので、グルテンが大量発生し、粘り気のある生地になってしまった。
「簡単」という言葉に乗せられ、量さえ合っていれば何でも混ぜていいと思っていた浅はかな思考が原因を考えられる。
しかし、味は美味しく、個人的には重いケーキは好みなので、実験は失敗とは言い難い。
これからも失敗を恐れず、たくさん実験していこうと思います。