あすりーじょ

(国立理系大学→留学→就職→国際結婚→移住→大学入学)*トライアスロン

header

ドイツ国際結婚の手続き(必要書類)

国際結婚の手続きには日本人同士の結婚とは異なり、さまざまな手続きが必要です。

まず、相手の国籍と自分の国籍、結婚する国(市町村)によって手続きが異なりますので、注意してください。

 

私の場合は相手の国籍: ドイツ

自分の国籍: 日本

結婚する国: ドイツ    にしました。

 

理由は、私がドイツに行く方が早かったこと(コロナ禍での厳しい日本の入国制限)

あとは相手の出生証明書がカザフスタンで作られていて(まさかのロシア語)

 

書類に混乱を生む可能性が高かったからです。

 

まず、日本で準備するべきものはドイツ大使館ホームページに全て書かれています。

ドイツという国柄上、書かれたものを信じ、従う傾向なので、直接ホームページを訪問して丁寧に1つづつ確認した方がいいです。

ドイツ大使館ホームページ

 

しかし、ホームページに書いてあることも、結局何をどうすればいいのか分からなくなってきます。

 

私が日本人として、日本側で用意し、結婚手続きのためにドイツに郵送し

無事に一発合格、受理されたものを解説していきます。

 

ドイツでドイツ人と結婚する時に必要なもの

1.戸籍謄本

自分の本籍地の市区町村役場でもらえます。お金がかかります。(500円くらいでした)

本人または家族全員分か聞かれましたが、私は家族全員の名前が載った戸籍謄本を請求しました。

戸籍謄本は区役所でその場でもらえました。

 

2.住民票

マイナンバーカードでコンビニで発行できます。50円安く発行できました!

コンビニで発行すると白黒になるので、見栄えを気にする方は区役所で発行したほうがいいと思います笑

手続きに白黒住民票は影響ありませんでした!

 

3.婚姻要件具備証明書

婚姻要件具備証明書失敗しました...

ネットで取得方法を調べると、

 

婚姻要件具備証明書はいわゆる「独身証明書

 

と出てきました。

 

 

そのまま、「Y市 独身証明書」で検索した結果、区役所で入手できると。区役所で「独身証明書ください」と言って「独身証明書」を発行してもらいました。

 

しかし、違ったのです。

 

だから、婚姻要件具備証明書はいわゆる独身証明書」ではありません!!

 

婚姻要件具備証明書独身証明書の違いは、書面に外国人配偶者の情報が記載されるかどうかです。独身証明書には、あなたが独身である旨のみが記載され、婚姻要件具備証明書には結婚相手となる外国人の氏名や国籍、生年月日なども一緒に明記されます。

https://spouse-visa.jp/single-status-certificate-jpn/

そして、その必要な婚姻要件具備証明書はどこで手に入るのか

法務局で手に入ります。

 

まんまとやらかしてしまった私は大駆け足で法務局へ。

ここで、相手方の苗字のカタカナ名を決める必要があります

 

突然のカタカナ苗字問題。外国苗字は微妙な発音の違いをカタカナで表現できないので、本当に大変ですよね。。。Wikipediaに載っていた有名な人のカタカナ表記を参考にしました笑

 

 

そして、この証明の期限が6ヶ月なので、発行されたら速やかに手続きを始めることをお勧めします。

 

 

アポスティーユ。その正体は?

ドイツ大使館HPにアポスティーユを取得してください、とありますが、一体何かというと、

「公的な書類ですよー!」という証明書です。

 

 

ドイツの区役所に日本の書類を提出するのに、それが本当に公的機関から発行された書類なのかを外務省が証明します。

 

これは外務省でやってもらう必要があります。

 

証明(公印確認・アポスティーユ)・在外公館における証明|外務省

 

 

外務省に返信用封筒を添えて郵送で送りました。費用はタダです。3-5日ほどで家に帰ってきます。

 

4.パスポートのコピーとパスポートのコピー証明

アポスティーユ系の書類を揃える作業と並行にパスポートのコピー証明の用意もしなければいけませんでした。

これは外務省ではなく、ドイツ大使館で行います。

パスポートのコピーが本当に本物のパスポートのコピーであるか証明してもらう手続きです。

 

 

顔つきのページ一枚をコピーしてプリントアウトしてドイツ大使館にアポイントを取って、証明を取りにいきます。一枚10€(の日本円価格)かかりましたが、業者や行政書士などに頼むより、はるかに安上がりです。

書類をまとめていざドイツへ発送!

必要書類が揃ったら、速やかに相手側に送りましょう。

国際eパケットが便利でした。(910円かかりました)

 

日本側の手続きは以上になります。無事にドイツでこれらの書類が届き、役所で受理されました!

 

まとめ。結局何にいくらかかった?

  • 住民票(250円)コンビニ5分
  • 戸籍謄本(450円)役所窓口10分
  • 婚姻要件具備証明書(申請費用0円+切手代120円)1日
  • アポスティーユ(申請費0円+往復切手代200円程度)営業日3日
  • ドイツへの輸送費(910円)3-5日

 

コピー証明についてはインターネットを探しても、行政書士に頼む方法がほとんどだったので、ドイツ大使館でできることを皆さんに知ってもらいたいです

 

 

日本側はこれで大丈夫です。みなさんの国際結婚のお役に立てれば幸いです。

 

そして、これは国際結婚の関門にすぎません。。。これから待ち受ける書類の戦争の前哨戦です。。。Good luck!!