100年超のデンマーク伝統馬イベント
デンマークでレースです。(馬が)
今日はデンマークの伝統的なお馬さんのイベントに行ってきました。
その名も
HUBERTUSJAGT IN TWEED 2018
読めません。フバー*@:$%#&"でしょう。きっと。
ひっさしぶりにこんなにたくさんの人をデンマークでみました。4万人が押しかけているみたいです。(なお代々木公園が軽く20コ分入る広さです。)
ロイヤルファミリーもくる伝統行事。
…ロイヤルファミリー⁈いやどこ。
こっここっこー!!みたいなのもないです。
いやいや普通すぎです。
見た目めちゃカッコいいけど、格好ついてるの赤い服着た騎手さん。
ロイヤルファミリー、馬車から降りるの図でした。
30分ほど待って馬さんが走ってきました。
おおー
おおー近くで馬がガチで走っているのを見たことがなかったのですごい迫力。
130人以上の騎手が馬、ポニーに乗って11km、32コの障害物を乗り越えてレースをします。
4万人の人たちは自分たちのマイスポットで見ては移動。を繰り返します。
移動移動。(移動中は馬のshitがたくさん下にあり、栄養豊かな草原を数キロ歩きます)
4万人感が全く伝わる気がしませんが、この民族大移動感が伝われば満足です。
にしてもなんとも言えない地元感。のぼりもなければ、看板もない。
なんと調べてみると1900年から続いているイベント。
毎年必ず11月の第一日曜日に行われるみたいです。
騎手たちは全員真っ赤な衣装を着て、一位になると王室関係者から名誉ある賞をもらえます。そのためのロイヤルファミリーだったのね。
この大会名であるHubertusjagtというのは、728年に亡くなって法王の命令により聖人となったBishop Hubert が由来。
その時代は馬に乗った狩猟は王や貴族のする優雅なお趣味でした。
しかし、20世紀からコペンハーゲンの地元民が狩猟を馬に乗ってやり始め、
それがイベント化し、このDTUの超近所の鹿公園Klampenborg公園で開かれるレースが既存する唯一の伝統的な行事みたいです。
伝統ある行事にこぞって集まっているのに、本当に馬だけを見て帰りました。
というのは、こんなにたくさん人が集まるお祭りなら出店とか音楽くらい流してもいいのにな と思いましたが、流石ここはデンマーク。
シンプルにお馬さんを楽しみました。
天気がよく、紅葉も綺麗ないい公園でした。
今度鹿に襲われない程度に走りにいこーっと。