ドバイへの国際学会-3日目
ドバイ三日目、国際学会二日目は主催者主催のツアー。
スパイスマーケット と、隣の都市(アラブ首長国連邦)の首都アブダビのモスクへ。
朝9時に会場から出発し、大型バスへ乗り込みます。
ツアーガイドはもちろんインド人
Indian Englishでツアーが進みます。
通る街を色々教えてくれるのですが、だいたいお金の話か、世界で一番かという話。
最初に連れてこられたのはスパイスマーケット 。のはずでしたが、金曜日は16時までお店はしまっているとのこと。
唯一空いているというお店で1時間買い物をします。
(完全に観光客用のお店)
kg売りで結構高い印象を受けました。
ブルガリア人を始め、学会参加者の何人かと、ツアーガイドが連れて来たところではあまり買い物をしないほうがいいのでは?ということになり、私たちはただ中で試食を楽しみ、何も購入しませんでした。
結局1時間以上いて、最後は私たちはお店のそとでずっとバスがくるのを待つ状態。
次の場所はゴールドスーク。金が安く手に入る場所らしいです。
あれ?お店は16時までしまっているんじゃないの?と思いながら、
私たちは降りた途端囲ってくるキャッチの店員にスパイスや、デーツ、ストールを勧められます。
一つ一つ頼んでいないのに、永遠に商品を紹介した後、
「で、何がほしい?」と一言。
怖いっすね、さすが観光大国。
結局私はそこでスパイスを購入。ブルガリア人の人は色々買ってましたが、
これは交渉力命と思いました。
15%くらいまけてもらって200AEDで(6000円)でスパイスを購入しましたが、
スーパーにも行き、相場を知ってしまった私は、本当にアホな買い物をしてしまったと思いました。
ドバイの観光地で買い物をしては絶対にいけません。
ブルガリア人はその後もスペイン料理、パエリアで使われるサフラン、を250AEDから、135AEDまで値切り、購入。
おそるべし交渉力。
値切る文化に生まれてこなかった私からすれば、ただの駄々ごねにしか見えませんが、結果をみると駄々こねるもんだなと感心します。
日本という国がいかに何も考えずに生きられるか痛感しました。
その後は、ヤシの木ビーチ(Palm beach)という、言葉のまんま、ヤシの木の形をしたビーチに行きました。
ドバイがビーチが全長76km(確か)しかないから、そのビーチの面積を増やしたいがために作った人工の延長ビーチ。
ガイド曰く、ドバイでできないものは何もないといいます。
シンガポールのマリーナサンベイのホテルや、イギリスのバッキンガムパレスもそっくりをドバイに作ってしまうのです。
ダミーバッキンガムパレス
私にはその魅力が全くわからず、正直そのインド人の話には飽き飽きしてました。
ゴールドスークという金が売っている通りへ。
世界一大きい金の指輪
いや、一番大きいって、誰の指につけるんだよ
お昼はガイドに連れられたレストラン。半信半疑でメニューを見ます。
海鮮料理レストラン。一番最初のページ…
フィッシュ&チップス。
隣にもレストランがあったので、そっちをみます。
安い。こっちにしよう。
ということで、私たちはツアーガイドにとことん合わせず、隣で安くて美味しいビリヤニを楽しみました。
その後も市街地を転々と回ります。昼食時ですでに2時を回っていたので、「モスクにはいついくだろうか」と思っていました。
降りるたび、15分といわれる撮影タイムは20-30分になります。もちろん。
なんせいろんな人を積んでいるバスですから、ものごとがスムーズに進むわけがありません。
15分の休憩なのに乗客は消えたり、(後にみつかる)バスが来なかったり、時間が押しに押します。
そして、16:30をすぎてにようやく、市街地を抜け出し、モスクへ。
ここでガイドが一言。モスクにはここから1時間半かかり、予約の時間は18時だから、それに間に合わないといけないんだよ!!!
いやいや、きちんと時間管理頼むよ。
てか、18時に1時間半離れたところにいくって帰りは何時になるんだよ。って思いましたけど、もう腹すら立ちません。仏です。仏。
もうお願いだから連れて言って(にこり)的な。
ようやく18時過ぎてましたけど、到着。
薄暗い。。。
イスラム教のモスクにはイスラム教徒以外は中に入ることができないのですが、2つだけゆるされているモスクがあり、これがその一つ。
モスクに入るには、女の人は頭にスカーフをまき、全身は足首まで布で(タイツだめ)覆わないといけないみたいです。
スカーフなんぞ持っていませんから、私は数人の仲間と一緒にヒジャブ貸出エリアへ行きます。
なんだかわからないですが、ハリーポッターみたいな感じになり、モスクを見学しました。
この朱色の赤ずきんみたいなイメージ(私は青でした)
たくさんの観光客で、京都の清水寺状態でしたが、眺めは綺麗でした。
入った頃にはもう真っ暗。
そしてようやく帰路へ。
ホテルに戻ったのは22時近くでした。
まあ、とても短い日でした。(ブルガリア人の考えた皮肉)
発表練習の為に一瞬で寝ました。