年末のパリ
年が明けてしまいましたが、クリスマス前に訪れたパリについての記事を書きます。
コペンハーゲン空港からフランスのパリ シャルル・ド・ゴール空港まで飛行機で向かいました。
パリ中央駅までは離れているので、何かしらで移動しなければなりません。
日本語で調べると、さすが日本人の夢の都市パリ、沢山結果が出てきます。しかし、どれも危険な情報しか出てきません。
空港から中央駅まで電車が通っていますが、
「安全なのはバスです」とか
「よっぽど慣れていないと電車は無理」とか
とことん脅してきます。
まぁ、一番安くて速いのは電車なので、迷わず電車を選びましたが。
まぁここまでくると海外も慣れてきたなぁ〜って思いますね。
どこからともなくついた"なんとかなるさ感"
そして、みんなが怯える電車に乗ったわけですが…
まぁ、「華の都パリ」とはかけ離れた都市でした。
ホームは落書きだらけ。
ぐわあああ
(ただの手ブレ)
でも本当です。個人的なイメージは電車から見える景色は
「渋谷の東横線が地下化される前の路地裏にありそうな落書き通り」
みたいな感じです。(細かすぎ。そしてなんだかわからない)
電車に乗っていると物乞いの人が紙を座席に置いて、お金を請求してくる(もちろん無視。)
この黄色い紙です(荷物が映り込むくらい荷物を抱きしめていたのをご察しください)
あとは突然変な人が叫び出したり。フランス語だから何言っているのかちんぷんかんぷん。
どれも自分には害はないですが、常に神経ビンビンでした。
「パリに行ったらフランスパンを持ってエッフェル塔の前で写真撮って、フランス料理を食べるんだ💓」
なんて言ってた自分をぶん殴りたいくらいのナンジャコリャ感でした。
やっとのこっさで中央駅に到着し、はじめてのフランス料理。
ホステルの食堂ですwww
一応フランス料理です笑
アシ パルマンティエというじゃがいもとひき肉をサンドしたオーブン料理とパイと付け合わせのじゃがいも、インゲン。
ここまでかなりの悪印象ですが、パリ観光、めちゃめちゃ楽しかったです。
滞在日数は2.5日。観光名所全て巡りました。(と思っています)
ここからは写真と共に振り返ります。
ランドマーク編
サクレ・クール寺院。パリの中でも高所にあって町中が見渡せる。他の観光スポットからは少し離れている印象。
朝に行ったのでそこまで人もいなく、この日は快晴でいい写真が撮れました。
ちなみに東京タワーやスカイツリーと同様、上に登ることができますが、ちょっと(値段が)高かったのでやめました。外から見た方がいいでしょ。
こちらはセーヌ川とのショット。
夜の月とクリスマスツリーと一緒に。
凱旋門。
凱旋門の前の車がまじでカオス。
絶対運転したくない道ベスト3に入りますね。
歩くだけで1時間は普通に過ぎる巨大な美術館。
(写真とってない)
街の通りはカオスでしたが、今までの写真の通り、スポットスポットは写真映えしかしないので、写真を撮りまくりました。
ケーキ屋さんもその一つ。小さな路地でケーキたちが輝いていました。
では
食べ物編
こういう可愛いケーキ屋さんが100mおきくらいに溢れています。
パリ。太る。
パン屋にもいくつか行きました。フランスのパン屋。デンマークからきた私。物価の差とパリマジックに物欲食欲が止まらない。
フランスのアップルパイは半月型。
手前はチョコカスタードパン。
夕飯はフランス人の友人おすすめのフランス料理チェーン店のchez papa
サーモンのステーキと牛肉のステーキをそれぞれ注文。
ちゃっかり赤ワインも。
フランス語しか話すことのできない店員さんだったので、英語とジェスチャーでなんとか注文しました。
店員さんも非常に優しく、日本人というと「ええー!まじ!」みたいな対応。なんか嬉しいっす。はい。私日本人でーす。
街は日本文化の広告が多かったです。電車のアナウンスもたまに日本語だったし。
日本人の多さが目に見てわかる都市でした。
フランス料理はキッシュも含まれます。(初耳)
ほうれん草のキッシュとサーモン、ブロッコリーのキッシュ。
フランスのパンと言えばクロワッサン。
このフランス旅行でクロワッサンの舌を鍛えようと思い、クロワッサンを食べ比べました。
クロワッサン1
クロワッサン2
違いはバターの多さですね。
焼きたてだともっとパリパリしていますが、食べたクロワッサンは割としんなりしていました。でもお店で食べると温めてくれるので、それは嬉しい。
あとはフランスと言えばフランスパンですが、色々種類があるみたいで、お世話になったホステルの朝食のフランスパンのように結構細めのフランスパンは多かったです。フィセルと言ってサンドイッチにして食べるそう。
こんな感じの朝食です。
こちらはクリスマスマーケットで見つけたラクレットサンド。
おいしかったぁぁ
チョコも可愛いのがたくさんあります。これは1粒2ユーロ超の超高級チョコ
たったふた粒でもこんな可愛い箱に入れてくれるのは嬉しい。
これも宝石屋さんのようなチョコのお店。9粒44€はヤバイです。そこまでのチョコを味わえる自信ありません。ごめんなさい。
この日の夕飯は日本で知り合ったフランス人の友達と夕食。
現地の人によるローカルレストランでの食事。現地のガイドはありがたいです。
また肉を食べました笑
フランス料理店はどうやらパンと水が自動的についてくるみたいです。
水にお金を払わなければいけないどっかの国とは違いますね。(愚痴)
フランスでビールも飲みました。ほとんどはベルギーからの輸入らしい。
治安編
わざわざ章を作るくらい私には大きなことでした。
フランスに行く電車の中で日本のサイトでフランスの治安についてある程度調べておきました。暴動のこともあったので。
お陰でたくさんの詐欺、スリの手口を知ることができ、未然に防ぐことができました。
物乞いも詐欺のものが多いらしいです。無視するべきかどうかは別として、意図せずにお金を取られないことが大切です。
基本的に警戒心は強い方なので二次トラブルを防ぐために物乞いされてもお金はあげませんでした。
私が実際に遭ったのを紹介します。
1.紙配布手口
冒頭にもあった通り、物乞いをする紙のことです。
電車でいきなり普通のおじさんが紙切れを座席に置き出すのです。
そのあとコップを持ってお金を回収しにきます。
興味があって、紙をとって読んだらどうなるのかはわかりません。
2.Can you speak English?
と聞かれます。(女の人が多い)
YESと言うと紙に名前を書かされて、お金を請求されます。
道案内、人助けのためにと思って答えるとお金を取られます。
紙に気を取られているうちにカバンの中身を取られることもあるそう。
3.ミサンガ
これは一番怖かったです。
道を歩いていると、ミサンガを手に持った若い男の人のグループが囲んできて、手にミサンガをつけようとしてきます。
ミサンガをつけると「はい、お金ちょーだい」といった具合です。
タチ悪いですね。
しかも腕を掴まれることもあります。
全ての手口は事前に知っていました。本当に知っておいてよかったです。
てな感じでパリを旅行しましたが、
・夢に描く「華の都パリ」を感じることができるのは一部
・スリの手段を先に知っておかないとまんまとやられる。
でも、
・食事は本当に美味しい。
・「華の都パリ」のランドマーク達は夢のまんまだった。
でした。